創価学会が破門された理由 ー本来の使命と目的を見失った創価学会ー
創価学会設立の目的とは?
創価学会は、日蓮正宗の信徒であった牧ロ常三郎氏が中心となって、教育者信徒が集まり、昭和五年十一月に「創価教育学会」として創立されました。その後、日蓮正宗の信徒団体となり、昭和二十一年三月、牧口氏のあとを受けた戸田城聖氏が「創価学会」と名称を改めて再建しました。
第二代戸田会長は、創価学会が「宗教法人」を取得するに際して、宗門に対し、
一、折伏した人は信徒として(日蓮正宗の)各寺院に所属させること
二、当山(日蓮正宗大石寺)の教義を守ること
三、三宝(仏・法・僧)を守ること
の三原則を守ると約束しました。そして、東京都知事より宗教法人の認証を受けたのです。この時の「創価学会」規則には、
「この法人は、日蓮大聖人御建立の本門戒壇の大御本尊を本尊とし、日蓮正宗の教義に基づき・」
(宗教法人「創価学会」規則 昭和二十七年八月二十七日付)とあり、総本山大石寺にする本門戒壇の大御本尊を信仰の根本とし、日蓮正宗の教義に基づいて信仰する団体であることが明記されていました。これが、創価学会設立の目的です。
創価学会の本来の使命
創価学会の本来の使命は、歴代会長の言葉に明白です。
牧ロ常三郎初代会長
「大善生活がいかにして吾々の如きものに百発百中の法則として実証されるに到ったか。それには、仏教の極意たる妙法の日蓮正宗大石寺にのみ正しく伝はる唯一の秘法があることを知らねばならぬ」(大善生活実証録 第四回総会報告13㌻)
戸田城聖第二代会長
「日蓮大聖人様から六百余年、法灯連綿と正しくつづいた宗教が日蓮正宗である」(戸田城聖全集3-111㌻)
「私たちは無知な人々をみちびく車屋である。迷っている人があれば、車に乗せて大御本尊様の御もとへ案内していくのが、学会の唯一の使命である」(同113㌻)
池田大作第三代会長
「わが創価学会は、日蓮正宗の信者の団体であります。したがって、私どもは、大御本尊様にお仕え申しあげ、御法主上人猊下に御奉公申しあげることが、学会の根本精神であると信じます」(昭和三十五年五月三日会長就任挨拶 大白蓮華 昭和三十五年六月号七㌻)
日蓮正宗の教義に背反した創価学会
平成二年以降、創価学会は本来の使命と目的から大きくして、御法主上人および日蓮正宗をあらゆる手段を用いて攻撃し、本宗伝統の相伝による下種仏法、化儀化法、信仰にも著しく背反したのです。
日蓮正宗は、創価学会に対して再三にわたり教導しましたが、創価学会はこれを無視し、一片の反省懺悔もないまま、ますます誹謗・攻撃を加えたため、平成三年十一月に日蓮正宗から破門されました。
これによって創価学会は、日蓮大聖人の仏法から離れ、日蓮正宗の信徒団体ではなくなってしまいました。したがって、正法の血脈も流れ通わなくなり、御本尊の功徳も顕れなくなったのです。
このような創価学会に所属するかぎり、成仏は絶対にできません。
自身や家族の成仏のため、また、人生に海いを残さないためにも、日蓮正宗寺院に詣でて僧侶の話を聞き、一日も早く日蓮正宗信徒となって、清々しく総本山大石寺に登山いたしましょう。
【創価学会問題・略年表】
(創価学会員の方へ⑦パンプレットより)
完全に逸脱した創価学会
Q
学会では「御本尊本根本」「御書根本」に、「大聖人直結」の信心を貫けば、それが正しい信仰の在り方であると指導しているが・・・
A
いかに御本尊根本を強調し、勝手に「大聖人直結」と主張して、自分たちの都合に合わせて御書を解釈しても、所詮、「己議」を構えているに過ぎないのであります。
大聖人は、滅後においてこのような輩が現れて「己議」を構えても、惑わされないようにと用心のために、唯授一人の「血脈相承」を定め置かれ、更に「これに背く在家出家どもの輩は非法の衆たるべきなり」(池上相承書)と厳しく念を押されているのであります。
今学会がどれ程「大聖人直結」と唱えても、譲っていない人に、勝手に「直結」されたら、大聖人こそいい迷惑でありましょう。
所詮、学会の説く「大聖人直結」の信心とは、大聖人定め置きの「血脈相承」を排除するための口実であり、従って「大聖人直結」を主張することは、自らを「非法の衆」と認めたことにしかならないのであります。
その証拠に、学会が発行した「御経本」には、信仰の根本とすべき「本門戒壇の大御本尊」の名称も、「血脈相承の御歴代上人」も御観念文から外されています。従って「御本尊根本」などと立派なスローガンをいくつ並べても、信仰の正しさの証明にはならないんのであり、皆様には、聞こえのいい言葉に惑わされないように、注意が肝要であります。